2021-09-08
大阪市内にお住まいの50代の女性患者様は、9年前から、全身倦怠感が強く、仕事もやめられました。この頃から、抜け毛が増えて、体毛まで抜けてきました。大阪市内の男性型脱毛症(AGA)クリニックを3軒受診すると、どこでも、あなたは脱毛症ではないと言われたそうです。抜け毛が多く、写真のように、頭頂部の地肌が透けて見えているのに、脱毛症ではないとは不思議ですね。このようなクリニックは、AGAしか診れないので、また、AGA以外は治療できないので、体よく追い返されたのでしょう。9年間薄毛を我慢して、また、最近は、抜け毛が増えて、それが気になり、不眠になっていました。困り果てていたところで、当クリニックを見つけられて受診されました。お話を聞くと、9年前、倦怠感の原因を調べるために、当時、大阪市内のある大学で、慢性疲労症候群外来があったので、そこを受診したそうです。そして、慢性疲労症候群と診断されたそうです。治療はどうされましたかと聞くと、既製品の漢方薬を1種類だけ処方されたそうです(?!)。薬局でも売っているものです。倦怠感も抜け毛も一向に収まらずに、とてもつらい毎日を送っておられました。おまけに、片頭痛もホットフラッシュもあり、便通は、3日に1回と慢性の便秘でした。そして、片頭痛の薬で、脱毛するトリプタン系の薬と、やはり、脱毛するイブを飲んでいました。もう、抜け毛と頭痛と不眠と食欲もない、うつうつとした地獄のような日々を送っておられました。明らかに、更年期障害と自律神経失調による症状なので、IGF-1を増やす治療で、今抱えているすべての悩みが解決されることをお話すると、”ありがたいです。言われたとおりに致します”と、半ば信じられないような驚いた口調で答えられていました。大体、その辺りのAGAクリニックは、こんな程度ですが、大学の慢性疲労症候群外来、治療方法を見つけてから開設したらどうですか?現在は、なくなっているようですが、それはそうでしょう。治しに行って、市販の漢方薬一つ処方とは情けない。しかし、慢性疲労に対しては、今の医学レベルでは、せいぜい、にんにく注射かプラセンタ注射が関の山でしょう。こんなもの、大学病院ではできないですね。