2021-08-02
関東地方在住の40代の女性は、30年前に円形脱毛症を発症しました。自己免疫疾患の検査所見(自己抗体)が陽性で、就職時の生活環境の変化が加わっての発症と考えられますが、おそらく、脱毛薬も何か使用されたのでしょう。関東地方では、円形脱毛症を治せる医療機関を見つけられなかったので、当クリニックを受診されました。カプサイシンなどのサプリメントやセファランチン(150mg/日)で、IGF-1を増やす治療を開始すると、頭頂部のびまん性に脱毛した部分は改善し、さらに全体の毛の艶も良くなってきました(写真、治療2ヵ月後)。しかし、治療3ヵ月後の5月から、髪の毛の艶が悪くなり、自律神経の乱れによる症状も出てきて、治療4ヵ月後には、前頭部右側で脱毛斑が発現しました(写真)。初夏の再発です。そして、その1ヵ月後から、梅花臣の併用をお勧めすると、併用後1ヵ月で、脱毛部分の内部に、産毛が生えてきました(写真)。そして、髪の毛の全体の艶も良くなってきました、治療開始間もない時は、ストレスや初夏の不安定な気候で、まだ、再発しやすいのですが、治療期間が長くなると、ストレスなどでは再発しにくくなります。これは、ある期間以上の治療で、自律神経の機能が安定化してくるためです。長く治療して改善してきても、脱毛薬の使用やサプリメントやセファランチンの飲み忘れが増えると再発しますので、ご注意下さい。