2021-05-25
関西地方に在住の10歳の男性患者様は、お母様の兄弟に円形脱毛症の既往があり、学校でのトラブルで、円形脱毛症を発症しました。皮膚科に行くと、脱毛するオロパタジンの内服、点眼を処方され、あっという間に悪化、7割くらいの頭髪を失い、蛇行性脱毛になりました。関西地方では、重症の円形脱毛症を治せる医療機関を見つけられず、当クリニックに来院されました。学校では、脱毛していることで、友達から、いじめられましたが、当クリニックのIGF-1を増やす治療で、明らかに改善してくると、いじめにも平気になれたそうです。お母様も、治療で産毛が増えてくるごとに喜ばれていました。そして、治療6ヵ月後に比べると、αGPCの併用も功を奏し、治療1年9ヵ月後には、明らかな改善が見られました(写真)。このころから、まだ、生えていない部分が目立ってきたので、今度は、お母様が、生えていない所を気にされるようになりました。状態の良いところから、順次改善してきますので、どうしても、難治な部分の改善には、時間がかかることがあります。プラセボ効果で、改善は早くなります。生えていない所を気に病むより、生えたところで、安心しましょう。生えていない所を気にすると、お子様にも、その不安な気持ちが伝わって、改善が遅くなることがあります(ノセボ効果)。しかし、この患者様も、皮膚科で、ひどい目にあわされました。