2021-03-20
40代の男性患者様は、お母様方の祖父が薄毛で、ご自身も、バンテリン液を使用し始めてから、薄毛が気になるようになりました。リアップという市販の育毛剤を使っていましたが、目立った効果はなく、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やすカプサイシンなどのサプリメントと、IGF-1の減少を抑制するアボルブという薬剤の組み合わせで治療すると、治療1ヵ月後から、髪が太く、黒くなるなど、髪の質が良くなりましたが、その後、徐々に産毛も増えてきて、治療4ヵ月目には、頭頂部の薄毛部分も縮小し、そして、この写真(写真、治療4ヵ月後)を見て、患者様が、驚いたように、”つむじがわかる!”と言われました。よほど、うれしく思われたのでしょう。男性型脱毛症の治療は、アボルブというありふれた治療薬のみでは、大した改善効果はないのですが、当クリニックの、IGF-1を増やすサプリメントの併用で、著明に効果が高まります。リアップ、残念でした。ありふれた、リアップで、男性型脱毛症に、目に見える効果がでるならば、この脱毛症で、悩む人はいないはずでしょう。しかし、痛み止めのバンテリンは、ロキソニンなどと同じように、脱毛を引き起こします。早速、製薬会社には、副作用報告を行います。この会社は、名古屋市にあり、名古屋ドームのネイミングライツを得て、ナゴヤドームが、バンテリンドームとなっています。バンテリンで、毛が抜けることを知っているヒトには、少し、こわい名前のドームです。円形脱毛症の患者さんは、この名前を見るたびに、これは使ってはいけないと自ら言い聞かせて下さい。そして、脱毛薬リストに、バンテリンを加えておいて下さい。脱毛成分は、すでにお配りした脱毛成分表にのせてある、インドメタシンです。