2020-11-04
関東地方在住の8歳男子の患者様は、お父様に、円形脱毛症の既往があり、来院する1年前に、円形脱毛症を再発しました。この時、アトピー性皮膚炎の治療薬で、脱毛する、ペポタスチンを投与されました。近所の皮膚科と総合病院の皮膚科を受診すると、マシンガンのように、次々に、脱毛する抗アレルギー剤を出され、特に、怖いモンテルカストも処方され、とどめは、目のかゆみに対しての、パタノール点眼液でした。円形脱毛症は、みるみる悪化し、とうとう、最重症型、全身の毛が抜ける、汎発性脱毛にまで悪化しました。
困り果てて、遠路、当クリニックを受診されました。カプサイシンとイソフラボンを含むサプリメントと大量のセファランチンにより、IGF-1を増やす治療を開始すると、しばらくは、眉毛だけ生えてきて、産毛は生えてきませんでしたが、治療4ヵ月後から、頭部に産毛がうっすら生え始め、治療5ヵ月後には、明らかに、広い範囲で、産毛が生えてきて、眉毛も、増えてきました。大量の脱毛する、抗ヒスタミン剤の投与にも関わらず、比較的、早い改善です。また、お母様から、学校の保健室で、傷口の消毒薬を塗られたけど、大丈夫かとの問い合わせがありました。今回の消毒薬は、大丈夫でしたが、消毒薬にも、余計なかゆみ止めを入れたものがあります。学校の保健室でも、湿布や消毒薬の使用は、避けて下さい。幼稚園で、保母さんが貼った湿布一枚で、治療で生えた、すべての産毛を失った患者さんもいます。