2020-11-02
関東地方在住の4歳の女性患者様は、気管支喘息の治療に、脱毛するシングレア(成分は、モンテルカスト)を服用し、その3日後に、円形脱毛症を発症しました。その後も、脱毛する抗ヒスタミン剤を連続的に使用され、円形脱毛症は、悪化しました。円形脱毛症の治療のために、皮膚科を受診すると、またまた、脱毛するセチリジンという、抗ヒスタミン剤を投与され、さらに、円形脱毛症は、悪化しました。東京都内の名門私立大学医学部の附属病院皮膚科で、はじめて、そこの教授から、抗ヒスタミン剤を中止して、放置したほうが良いと言われたそうです(珍しく、正解!)。困り果てて、当クリニックを受診しましたが、ほぼ全頭脱毛の状態で、体毛も抜け始めていました。カプサイシンとイソフラボンを含むサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、毛の生え変わりを経て、白い産毛が、頭部、眉、そして鼻の中にも、生えてきました。お母様が驚いたのは、産毛が生えたことに加えて、それまであった、足の水いぼが消えてきたことでした。
両足の膝の裏に、合計3個の水いぼがありましたが、右足の水いぼ1個と左足の1個は、少し赤くなり、小さくなり、ほぼ消えかかっています(写真)。そして、一番大きかった、右足の水いぼは、炎症反応が起こって、赤くなっています(写真)。これも、もう少し時間が経てば、消えるでしょう。IGF-1には、免疫力を高める作用があるので、体内で、水いぼ(良性腫瘍)を作るウイルスが、免疫反応で消されており、軽い炎症の後に、水いぼが、消えていったのです。他の患者さんでは、IGF-1を増やす治療で、乳がんが2人で消え、爪の悪性黒色腫疑い病変が消えて、胃のポリープが消えたことがあります。脱毛症以外にも、色々な病気を改善させるIGF-1の作用は、すごいですね。