2020-10-17
東北地方在住の12歳の女性患者様は、当クリニックに来院される1年7ヵ月前に、学校でのトラブルで、円形脱毛症を発症しました。お母様に、円形脱毛症の既往がありました。近所の皮膚科で、フロジンという塗り薬だけを処方されましたが、治らず、ムヒを使用したこともあって、悪化しました。仙台市にある、某国立大学病院皮膚科で、ステロイドパルス治療を受けました、無効でした。お子様のステロイド治療は、骨をもろくして、成長を妨げます。困り果てて、遠路、当クリニックに来院されました。カプサイシンとイソフラボンを含むサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、これまでに、傷んだ毛が、大量に生え変わり、全頭脱毛の状態からの治療開始となりました(写真)。その後、産毛も生えてきましたが、再発もあり、お母様も、気持ちが折れそうになっていましたが、カンナビジオールなども併用し、治療2年後には、明らかな改善が見られました(写真)。この時に、以下のようなお手紙を頂きました。”いつも大変お世話になっております。今回も遠隔診療お願いします。心配していた前髪、頭頂部がゆっくり生えてきました。嬉しいです。ありがとうございます!全体的にまだ円形脱毛症箇所はあるものの黒くなってきて嬉しいかぎりです。引き続き宜しくお願いします。”一般的に、治療効果が表れるのは、前頭部と後頭部からが多く、その後に、両側頭部で改善します。この患者様は、初発が前頭部だったので、この部分が、一番最後に生えてきます。それで、前髪の生える時期がおそくなり、お母様が、心配されていたのです。全頭脱毛や汎発性脱毛を治療中のお子様の患者様で、まだ、十分な効果が出ずに、ご心配のご両親もおられると思います。しかし、効果が出る治療法ですが、治療効果がでるまでの時間は、それぞれで異なりますので
、サプリメントと薬の飲み忘れがないように、ご注意下さい。