2020-10-06
これは、信越地方在住の10代女性患者様のお母様の声です。お母様に、円形脱毛症の既往があり、ご本人は、脱毛する抗アレルギー剤であるアレロックや、脱毛する痛み止めのケトチフェンを使用して、円形脱毛症を発症しました。皮膚科に、少し立ち寄りましたが、液体窒素やフロジンなどのありふれた治療では、改善するわけはありません。困り果てて、遠路、当クリニックに来院された時は、悪化して、全身の毛が抜ける汎発性脱毛の状態でした(写真、治療前)。頭皮には、皮膚科治療中に悪化してできた、毛の残骸である屍毛が多く見られました。カプサイシンとイソフラボンなどのサプリメントと大量のセファランチン投与で、IGF-1 を増やす治療を開始すると、屍毛が減り始め、白い産毛が生えてきました。そして、白い眉毛の産毛も、生えてきました。治療1年4ヵ月後には、黒い産毛も増えて、黒い眉毛も増えてきました(写真)。この時に、お母様が、このように言われました。治療途中で、脱毛成分クロルフェニラミン入りの傷口消毒液を使用して、ヒヤッとする時期もありましたが、大量の脱毛も起こらずに済みました。抗ヒスタミン剤や痛み止めなどの脱毛成分が配合された薬が、医療機関で処方されたり、ドラッグストアで、山積みされて売られています。医師、薬剤師、そして、ドラッグストアの登録販売員などは、脱毛成分のことは、全く知らないので、患者さんが、ご自身で注意して下さい。幼稚園で、ご両親が強く言っておいたにも関わらず、
保母さんが、不注意にも、一枚の湿布を貼っただけで、せっかく生えた産毛をすべて失ったお子様もいます。