2025-08-25
40代の女性患者さんは、来院1年3ヵ月前に、思い当たる原因もなく、円形脱毛症を発症しました。皮膚科で、ごく少量のセファランチンを出されましたが、治るはずもありません。この時点で、皮膚科医は、治らないことを知っています(図)。最近は、保険収載されたオルミエントやリットフーロを、”治るかもしらん”と思って処方するようですが、絶対に治りません。この患者さんは、全頭脱毛までに悪化しましたが、皮膚科治療を止めて、産毛が生えてきたそうです(どないなってんねん)。困り果てて当クリニックに来院され、IGF-1を増やす治療で改善していき、治療9ヵ月後の改善状態を実感されて(写真)、このように言われました。旧知の精神科医から、円形脱毛症を発症し、それが原因で鬱になる人も多いと聞きました。現代医療では、不治の自己免疫疾患である円形脱毛症、外見上のデメリットを気にして、欝になる患者さんも多いでしょう。皮膚科なんかに頼らないで、IGF-1を増やす治療を受けて下さい。多くの患者さんが、改善されて喜ばれています。