2025-07-23
知覚神経を刺激してIGF-1を増やす上で、最も重要な薬は、セファランチンではありません。カプサイシンです。カプサイシンが、直接、知覚神経を刺激するので、もっとも重要です。いくら飲みにくいからと言って、カプサイシンを止めても良いかという問い合わせが、未だにあります。カプサイシンの中止や、その飲み忘れが増えると、必ず再発します。3年間で、生え揃っても、カプサイシンの飲み忘れが増えると、再発し、せっかくの長期間かかって得られた効果が台無しになります。漢方療法では、最も重要な薬を君薬、次に重要なものを臣薬、そしてそれらの効果を補佐するものを佐薬といい、単独では、効果は低いが、これまでの薬に併用して、初めて効果が出てくるものを使薬といいます。まさに、古い中国の国の主君、重臣、補佐役、使用人のようなたとえです。それぞれ、IGF-1を増やす効果で言えば、図のようになります。この中の、使薬が、近い将来に変更になります。さらに効果が高いクスリが出てきます。