2023-03-04
当クリニックの求人に応じて、40代の女性が面接にきました。それまでに、I市民病院の受付をしていた経験がありました。総合病院の皮膚科なので、いろいろな脱毛症の患者さんが来るでしょうと尋ねました。その答えは、”ハイ、たくさん来られますが、皆様途中で来なくなります”でした。理由は治らないからだそうです。現場からの正直なレポートで、皮膚科の脱毛症治療が、全く効果がないことがわかります。だから、これらの患者さんたちは、あのCMで有名な、青汁を飲ませる育毛サロンへ行ったり、実際に効果の証明されていない育毛剤をネットの広告で見つけて使うのでしょう。脱毛症は命にかかわる病気ではありませんが、特に重症の円形脱毛症を発症してすぐの患者さんは、大きな不安を持つようです。IGF-1を増やす治療で改善している、ある50代の円形脱毛症の患者さんは、円形脱毛症を発症した頃はショックで、夜眠れなかったと言われました。このような昔の話ができるのは、改善してホットしているからでしょう。I市民病院皮膚科の受付から姿を消した患者さんは、まだまだ、捕まれる藁を探していることでしょう。