2023-01-23
関東地方在住の10代の女性患者さんは、お父様に円形脱毛症の既往があり、発症の4ヵ月前から時々オロパタジンクニヒロ(アレロックと同じ)を飲み、学校でのストレスもあり、そのような状態で、新型コロナに感染し、直後に大量の脱毛が起こりました。新型コロナ感染の後遺症での休止期脱毛とは違う、円形脱毛症でした。皮膚科は受診しましたが、もちろん、治りませんでした。困り果てて、当クリニックを受診しました。円形脱毛症のなかでも、重症の蛇行性脱毛の状態でした。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、治療2ヵ月半で、毛の生え変わりとともに、一番毛の生えやすい前頭部前方に産毛が生えてきました(写真)。新型コロナ感染は、自己免疫疾患も引き起こすので、円形脱毛症に限らず、関節リウマチ、橋本病、1型糖尿病などの患者さんでも、悪化しているはずです。また、自己免疫疾患の素因や既往を有する人でも発症するでしょう。新型コロナ感染予防のワクチンも、軽くコロナに感染するのと同じ状態になるので、感染と同じことが起きるでしょう。感染やワクチン接種で、死者数が増えるはずです。このような点では、いかに軽症ですむとは言え、普通の風邪と同じなどとはとても言えません。IGF-1を増やす生活を送って、免疫力を高めることが最大の予防でしょう。