2022-12-03
40代の男性型脱毛症の患者さんは、IGF-1を増やす治療を受けていて、徐々に産毛が増えていました。ある時、結膜の充血があり、眼科を受診され、眼圧も高いからとアゾルガという目薬を処方されました。これは、脱毛することが添付文書に書かれています(図)。患者さんから、質問を受けて、これではなく、やはり眼圧を下げるプロスタグランジン(IGF-1を増やす)の目薬に変えてもらうように眼科医に頼んで下さいと伝えました。ところが、その眼科医は、”プロスタグランジンは炎症を悪化させるから変えない”と言いました。患者さんがわからないのをいいことに、知ったかぶりして、生半可な知識を振りかざしています。適量のプロスタグランジンは、IGF-1を増やして、炎症を抑えます。この眼科医の説明、医学部学生の試験の答案だったら、間違いなく再試験ものです。この患者さん、結局脱毛する目薬を1ヵ月間使って、大事な産毛を失いました(写真、青い円内)。患者さんには、目薬でなく、眼科医院を変更するようにお伝えしました。眼医者さんには、このような事実を説明しても理解できません。このようなお医者さん、イエローカードものです。円形脱毛症の患者さんは、この目薬、絶対に使わないようにしてください。