2022-11-18
30代の多発型円形脱毛症の男性患者さんは、過去2回、円形脱毛症を発症しましたが、いずれも自然治癒しました。家族歴はありませんでした。そして、親知らずを抜歯した後のロキソニンの内服と、脱毛成分クロルフェニラミン入りの目薬ロートクール40を使用して再発しました。皮膚科には、2ヵ月間通いましたが、効果がなさそうなので、すぐにやめました(正解!)。困り果てて、当クリニックに来院され、IGF-1を増やす治療を開始すると、傷んだ毛の生え変わりを経て(写真、治療6ヵ月後)、途中小さな再発はありましたが、治療2年2か月後には、治癒状態となりました(写真)。大きな脱毛斑はいくつもあり、脱毛が深い悩みであった時期を経て、脱毛斑が0になりました。皮膚科治療で、絶望を感じた時が、最悪の時期だったでしょう。その時は、一生ウイッグ生活も覚悟したかもしれませんが、順調に改善して、ウイッグも取れ、ほぼ治癒状態となりました。もうあんな思いはしたくないので、治ってからもサプリメントは飲み続けたいと言われました。確かに、円形脱毛症が治ってからも、サプリメントを飲み続けている方たちはいます。風邪もひかなくなり、体調も良いからという理由もあるのでしょう。市販のサプリでは、これほど強烈なカプサイシンはないので、同じカプサイシンと名前がついた他のサプリなどに変えると、無効を感じられると思います。