2022-11-16
10代の男性患者さんは、引っ越しによる環境の変化とロートアルガードという、脱毛成分クロルフェニラミン入りの目薬を使用して、円形脱毛症を発症しました。ご両親に円形脱毛症の既往がありました。皮膚科治療は無効、漢方治療も無効、そして、円形脱毛症治療では行ってはいけない育毛サロンのリーブ21でもダメでした(図)。困り果てて、当クリニックに来院されました。無駄な寄り道の間に、頭髪から体毛まで、全部抜ける汎発性脱毛にまで悪化していました(写真、治療前)。IGF-1を増やす治療を開始すると、少し時間はかかりましたが、治療1年5ヵ月後には、ほぼ、まゆ毛と睫毛は生え揃い、頭部にも明らかな産毛の増加が見られて、この時に、患者さんのお母様が、このように言われました。汎発性脱毛の治療経過としては、産毛が早く生えてきました。この患者さんが無効であった3つの治療、円形脱毛症には無効ですので、注意しましょう。