2022-11-04
30代の男性患者さんは、母方の祖父の方に薄毛があり、さらに、マツキヨマリンアイという脱毛目薬やエピナスチン、ザイザルなどの脱毛薬を飲んで、男性型脱毛症(AGA)が悪化して、当クリニックに来院されました。おでこの上が薄毛で(写真、治療前)、カプサイシン、イソフラボン、そしてAGA治療には不可欠のアボルブの組み合わせで、1年後には、明らかな改善が見られました(写真)。AGAは、IGF-1を増やす治療で、すぐに、また、誰でも間違いなく改善しますが、脱毛原因物質DHTに対する感受性が遺伝しているので、治療を中止するともとに戻ります。これに対して、円形脱毛症は、自己免疫による毛根の炎症が病気の本態なので、IGF-1を増やす治療で、自己免疫と毛根の炎症を抑制すれば、時間はかかりますが、治癒し、その後治療を中止しても再発はしません(完治)(写真)。円形脱毛症が再発するのは、脱毛薬を使用したときのみです。完治後は、脱毛薬の使用は絶対に避けましょう。皮膚科の治療では、治療後、AGAも円形脱毛症も再発しません。この理由は、そもそも、治らないからです。