2022-10-21
関西地方在住の40代の女性患者さんは、当クリニックに来院される10年前に円形脱毛症を発症しました。数ヵ所の脱毛斑ができて、最初にいった皮膚科で、6ヵ月間、ステロイドの塗り薬と紫外線照射を、6ヵ月間受けました。この治療が終わるころには、悪化して、すべての頭髪が抜け落ちて、全頭脱毛になりました(図)。次に行った皮膚科では、かぶれ治療を受けました。この治療の途中で、全身の毛が抜けてしまいました(汎発性脱毛)(図)。関西地方の皮膚科では、らちが明かず、困り果てて、当クリニックに来院されました。カプサイシンとイソフラボンのサプリメントと大量のセファランチンなどで、IGF-1を増やす治療を開始すると、途中、新型コロナ感染で、改善がスピードアップし、治療3年6ヵ月後には、数ヵ所の脱毛斑を残すのみとなりました(写真)。患者さんも、大分生え揃ってきたことを喜ばれていました。皮膚科に通い続ければ、一生、汎発性脱毛でしたが、もうすぐ治癒で、良かったですね。