2022-10-19
関西地方在住の40代の女性患者さんは、小学校1年で円形脱毛症を発症され、皮膚科治療が無効で、放置されていました。しかし、ロキソニン服用で悪化し、蛇行性脱毛を発症され、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療を開始すると、産毛が順調に増えてきました。治療にウルソを併用する際に、付き添ってこられたご主人の前で、ウルソの効果について説明すると、ご主人が私も飲みたいと言われました。そして、その2ヵ月後、ご主人が驚いたように、お酒はずっと飲んでいるのに、長年異常であった肝機能の数値が正常になり、主治医から、”よく頑張ったね”と言われたそうです。よく話を聞くと、焼酎がお好きで、毎晩飲まれており、20年来、肝機能が異常だったそうです。最近も、正常値が続き、また、主治医から、"まだよく頑張って(お酒を控えて)いるね”と言われたそうです。しかし、実は、飲んでいるそうです(奥様である女性患者さんの話)。主治医には、他の医療機関でもらった薬で、長年治らなかった肝障害が治ったことを言い出しきれなかったそうです。他の患者さんでも、ウルソ併用で、健康診断で異常だったALT,ASTの値が正常になりました。ウルソは、たまに軟便になることがあるくらいで、副作用のない安全な薬です。自己免疫疾患も改善するので、もちろん、円形脱毛症にも効果があります(図)。