2021-10-22
関東地方にお住まいの2歳の男子患者様は、下にお子さんが生まれて、円形脱毛症を発症しました。家族歴はありませんでした。近所の皮膚科から、私立医大病院の皮膚科まで受診しましたが、なんと、どちらでも、ステロイドの塗り薬を出されただけでした。近所の皮膚科と大学病院の皮膚科の治療が同じとは、お母様も驚かれたでしょう。もう、放置と変わらない対応だったので、困り果てて、当クリニックを受診されました。カプセルが飲めないので、αGPC、チャガ、そしてセファランチンの粉薬(150mg/日)、さらに外用のカプサイシンジェルなどで、IGF-1を増やす治療を開始すると、それまで生えていた傷んだ毛が、生え代わりのために抜けて、多くの断毛が出来ましたが、治療3ヵ月後から、断毛が減って、白い産毛が生えてきて、治療4ヵ月後には、明らかに白い産毛が広い範囲で伸びてきました(写真)。この時に、お母様が喜ばれて、このように言われました。大学病院の皮膚科のレベルが低いのか、近所の皮膚科のレベルが高いのか、どちらも同じ治療とは驚きですね。IGF-1を増やす治療で、お子様の円形脱毛症治療時に、セファランチンの量が保険診療で使われる量よりも、多いので、何かの機会に近所のお医者さんから、考えられない量だと言われて、治療を中止する患者さんがいます。考えられないというのは、文字通り、そのお医者さんの頭脳で理解できないというだけで、言葉通りにすると、また、治らない世界に連れ戻されることになります。注意しましょう。