2021-10-01
60代の女性患者様は、当クリニックの患者様から勧められて、髪の毛をもっときれいにして、体の不調を無くしたいという目的で来院されました。来院時に話を聞くと、低体温(36℃未満)、五十肩で痛み止めの服用、そして子宮筋腫の除去手術後に、小腸の癒着があり、1年に一度は、腸閉塞を起こして入院を繰り返しているとのことでした。体の不調と共に、頭頂部では地肌が露出して、髪の毛もパサついて、艶がありませんでした(写真、治療前)。カプサイシン、イソフラボンなどのIGF-1を増やすサプリメントで治療を開始し、途中からセファランチンを加えていくと、まず、治療開始から1年して、腸閉塞が起こらなくなり、治療開始から5年後には、おなかが張って、イレウスになりかけることは、まれにあっても、排便があり、入院する必要がなくなってきました。この頃には、めまいや徐脈もなくなり、髪の毛は、治療前に比べると、艶が出てきました(写真)。そして、治療9年2ヵ月が過ぎた今月には、髪の毛の艶はさらに良くなりました(写真)。そして、思い返すように、治療前は腸閉塞が時々あったのが、今はもう全くなくなり、35℃台だった体温も36.5℃から37.0℃の間に上がり、昔は全く汗をかかなかったのは、今は、人よりも多く汗をかくようになったとのことでした。大腸内視鏡の検査でも、腸はきれいで、全く異常はないと言われて喜ばれていました。IGF-1が増えると、髪の毛もきれいになりますが、腸粘膜の炎症もとれるので、癒着した腸の炎症によるむくみが起こらなくなり、腸閉塞が起こらなくなったと考えられます。現在は、治療前の体調がウソのように元気になられ、伏せることが多かった叔母様にも、セファランチンを勧められ、服用して元気になられたとも話されていました。良く知られているように、髪の毛は、古くから”血餘(けつよ)”と呼ばれ、体の内部の状態を良く反映すると言われています。この患者様も、髪の毛がきれいになると同時に、体調も著明に改善されました。他の患者さんのなかにも、脱毛症の治療をしているうちに体調が良くなり、そちらのメリットをも目的として、長期に治療を続けられている方も多くいます。