2021-09-24
愛知県外在住の8歳の女子患者様は、お母様に円形脱毛症の既往があり、脱毛するアレロックやケトチフェンで円形脱毛症を発症しました。2年間近く皮膚科に通いましたが、治るはずもありませんでした。当クリニックに来院された時は、汎発性脱毛の状態でした(写真、治療前)。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1を増やす治療を開始すると、徐々に産毛が生え始め、治療1年4ヵ月後には、明らかに改善しました(写真)。ところが、夏休みの間に、サプリメントやセファランチンが規定量の半分しか飲めず、その2ヵ月後に再発し、すべての毛が抜けました。その後は、飲み忘れないようにしてもらい、また、梅花鍼を併用すると、その1ヵ月後から、後頭部に産毛が生えてきて、鍼併用2ヵ月後には、産毛が、さらに増えてきました(写真、赤い円内)。しかし、初診から1年4ヵ月後の効果と、再発から1年後の効果を比べると、一目瞭然ですが、再発すると、その後の改善まで、初回の改善に比べて時間がかかります。飲み忘れがない場合でも、自律神経のリズムが悪くなると、再発することはあります。これは、どうしようもないことですが、飲み忘れは防げます。現代医学では治せない自己免疫疾患である円形脱毛症、せっかくIGF-1を増やす治療で改善してきても、飲み忘れで再発するのはもったいないことです。脱毛薬の使用と飲み忘れによる再発は避けて下さい。