2021-07-21
愛知県外在住の7歳の女性患者様は、お母様に円形脱毛症の既往があり、ご自身は、恐怖の脱毛薬アレロックとケトチフェンを飲んで、円形脱毛症を発症しました。皮膚科に行きましたが、治りませんでした。困り果てて、当クリニックに来院されましたが、来院時は、全身の毛が抜ける汎発性脱毛の状態でした。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、治療4ヵ月で産毛が生え始めて、治療1年5ヵ月後には、明らかな改善が見られました(写真)。ところが、夏休みに入り、生活習慣が変わり、規定量の半分しかサプリメントやセファランチンが飲めておらず、その2ヵ月後には、再発し、結局、生えた毛は全部抜けて、汎発性脱毛の状態に戻ってしまいました。そして、治療を続け、梅花鍼を1ヵ月間併用すると、すべて脱毛してから、3ヵ月で、もう産毛が生えてきました(写真)。通常、治療途中で再発すると、産毛が生えてくるまでは、初回治療時の2倍の時間がかかるのですが、それよりも、短い期間で産毛が生えてきたことになります。梅花鍼併用で、IGF-1を増やす治療の効果は、明らかに高くなっています。しかし、せっかく生えてきた産毛を、夏休みの飲み忘れで失うことは後悔されます。今年も、夏休みに入りますが、お子様の患者さんの、サプリメント(特にカプサイシン)やセファランチンの飲み忘れがないように、厳重に注意して下さい。