2021-07-05
九州地方在住の70代の男性患者様は、2021年に頭頚部にがんが見つかりました。抗がん剤と放射線治療の副作用のことを知り、また、陽子線治療でも、声がでにくくなったり、食べ物の飲み込みが悪くなるなどの副作用がでることを知りました。院長の新刊”彼女の病巣はなぜ消えたか?”を読まれて、IGF-1を増やす治療を受けられることを決められ、来院されました。お話を聞くと、IGF-1を減らす、言い換えれば免疫力を落とす、強い胃薬であるネキシウムを20年以上も飲まれているとのことでした。免疫力を落とすことは間違いないので、この薬を中止してもらい、やはりIGF-1を減らす降圧剤アムロジンもアゼルニジピンに変更してもらいました。カプサイシンなどのサプリメントやセファランチン(150mg/日)で、IGF-1を増やす治療を開始しました。図のように、IGF-1は、育毛作用のほかに、免疫調整作用、抗炎症作用、組織の再生作用、生殖機能の改善作用などをもっており、これまで治らなかった難病を改善させます。重症円形脱毛症も、これまでの治療では治らなかった病気(自己免疫疾患)で、IGF-1を増やす治療で改善します。やはり、カプサイシンとイソフラボンが最も重要で、セファランチンやタキシフォリン、チャガ、αGPCは、カプサイシンとイソフラボンの効果を高める補佐役の薬です(図)。今後、この新しい治療が、難治の脱毛症以外の難病の治療にも役立てば幸いです。