2021-06-23
30代の女性患者様は、高校入学時に円形脱毛症を初発しました。当時は、生理痛で、ノーシンピュアという脱毛する痛み止めを飲んでいました。お母様と妹さんに円形脱毛症の既往がありました。皮膚科を受診しましたが、一向に治らないので、受診を止めていましたが、当クリニックに来院される5年前から、また、皮膚科治療を再開していました。勿論、改善しませんでしたので、困り果てて、当クリニックを探して、来院されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1を増やす治療を開始すると、産毛が増えて、治療1年6ヵ月後には、明らかな改善が見られました(写真)。15年以上治らなかった円形脱毛症が改善したということになります。そして、治療を始めて、徐々に体温が上がり、手足も暖かくなってきて、妊娠しました。以前は、子作りして1年でも妊娠しないこと(これは、不妊症になります)もあったそうですが、今回は、子作り開始後3ヵ月で妊娠したそうです。そして、不思議がられていたのは、IGF-1を増やす治療をする前は、2ヵ月に一度くらい、風邪症状がでていたそうですが、治療開始後は、風邪症状がほとんどでなくなったということでした。脱毛症が改善するのも、短期間で妊娠したことも、そして、風邪をひかなくなったことも、すべて、IGF-1が増えた結果です。それぞれ、IGF-1の、自己免疫抑制作用、女性ホルモンの働きの改善作用、そして免疫力を上げる作用によるものです。これらのような、IGF-1の脱毛症改善作用以外の、病態改善効果の詳細は、院長の新刊”彼女の病巣はなぜ消えたか?”(現代書林刊)をご覧ください。