2021-06-21
関西地方にお住まいの10代男子患者様は、お母様の兄弟に円形脱毛症の既往があり、学校でのトラブルで、円形脱毛症を初発しました。皮膚科を受診すると、効かない治療に加えて、脱毛するオロパタジン、ペポタスチンを処方され、とどめが目の痒みに対するオロパタジン点眼液でした。悪くなっても、皮膚科のせんせーは、一向に気に止めません。治療で、なぜ悪くなるかわからないし、もともと悪くなるのが当たり前と思って治療しているからです。困り果てて、当クリニックを受診されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量(150㎎/日)で、IGF-1を増やす治療を開始すると、毛の生え変わりを経て、産毛が増えてきました。産毛が増えてきたので、学校でのいじめにも耐えられるようになりましたが、治療1年半頃からは、生えてきた産毛が成熟し、治療1年10ヵ月後には、生えてきた毛の艶が良くなり、また、全体に毛が生えてきたので、お母様が、このように言われて、喜ばれていました。小さなお子様の、重症円形脱毛症、親御さんは、ほっとけないと思いますが、世界中の皆様は、どのようにしているのでしょうか?放置、あるいは、効かない、または、悪化する皮膚科治療にじっと耐えているのでしょうか?日本では、円形脱毛症診療ガイドラインで、かつらの着用を勧めて、そのガイドライン作成責任者の医師は、何もしないことも治療と、わけのわからないことを言っているのが現状です。しかし、世界でも、基本的に同じ状況です。先日、ロスアンゼルス在住の小さなお子様の母様から、治療依頼がありました。新型コロナウイルス感染蔓延のなか、サプリメントやセファランチンが米国には送れず、また、
使用もできないことから、治療はできませんでした。お気持ちを、お察しします。帰国されたら、また、治療ということでしょう。