2021-05-19
関西地方在住の30代女性患者様は、アトピー性皮膚炎で、以前から、脱毛するエピナスチンを服用していました。この患者様は、当クリニックに来院する1ヵ月前に円形脱毛症を初発しました。この方は、医療従事者として、新型コロナ感染治療の医療に携わっており、多忙を極めていました。家族歴も既往歴もないことから、エピナスチンと過労による円形脱毛症の発症と考えられます。皮膚科で、微量のセファランチンとステロイドの塗り薬という、むなしい治療を受けられていましたが、治らず、仕事のストレスと難治の脱毛症で、抑うつ状態となり、当クリニックの遠隔診療を受けることになりました。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、軽度の毛の生え変わりはあったものの、治療3ヵ月後には、明らかに改善してきました(写真)。新型コロナウイルス感染増加による医療事情のひっ迫によるストレスが、円形脱毛症をも起こしています。他にも、保健所勤務の男性が、同じ理由で、汎発性脱毛を発症して、治療されています。この患者様も、大阪府内では、円形脱毛症を治せる医療機関が見つけられずに、当クリニックを探されましたが、大阪での円形脱毛症治療では、患者さんが増えて、医療事情のひっ迫はないものの、有効な治療方法がないという理由での医療事情のひっ迫は、慢性的にあるようです。