2021-03-10
関東地方在住の40代の女性患者様は、10歳で、学校のストレスで、円形脱毛症を発症しました。お父様に、自己免疫疾患の既往がありました。その後、近所の皮膚科、2つの大学病院の皮膚科を受診するも、全く効果なく、また、逆流性食道炎の治療で、脱毛するパリエットを処方されていました。無効な皮膚科治療、そして、脱毛する薬、これでは、円形脱毛症は悪化するばかりで、治るはずもありません。果たして、全身の毛が抜ける、最重症の汎発性脱毛にまで悪化しました。いろいろな治療が無効で、当クリニックを探して来院されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量(150mg/日)で、IGF-1を増やす治療を開始しても、白い産毛しか生えてきませんでした。しかし
、老眼の治療に、体中のIGF-1を増やす、超音波治療機を使用してもらい、また、αGPCを併用すると、その半年後に、毛穴が黒くなり、前頭部と後頭部で、黒い産毛が生えてきました(写真)。その時に、さらりとこのように言われましたが、考えてみると、実に、38年ぶりの黒い産毛です。文字通り、不毛の皮膚科治療と逆流性食道炎の脱毛薬による災いでした。IGF-1を増やす治療がなければ、さらに長い、つらい時間を過ごすことになったでしょう。