2021-03-06
IGF-1は、知覚神経刺激で増えてきます。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチンは、すべて、知覚神経を刺激するので、胃の熱感や痛みが出ます。円形脱毛症の患者さんは、体が、脱毛を抑えるために、IGF-1を増やそうとして、知覚神経を敏感にしているために、アトピー性皮膚炎や花粉症の症状が強く出ます。そして、当クリニックの円形脱毛症治療では、知覚神経を、さらに、刺激して、IGF-1を増やすので、花粉症の症状は、さらに、強くなります。しかし、症状が強いほど、IGF-1は増えていることになり、治療効果は高くなるのです。花粉症では、体の中で作られるヒスタミンという物質が、知覚神経を刺激して、かゆみや鼻水を出しますが、同時に、IGF-1を増やします。ヒスタミンの作用を抑える、抗ヒスタミン剤は、脱毛を起こすことからも、この仮説は正しいことがわかります。確かに、花粉症の症状は、つらいのですが、一方で、脱毛症は、改善しているのです。この関係を、皮膚科の医者のように、取り違えて、アレルギーで毛が抜けるなどと考えると、皮膚科での円形脱毛症診療ガイドラインのような、誤った治療法ができるのです。関東地方在住の10代の男性患者様は、3歳で、円形脱毛症を発症し、私立医大の皮膚科で治療されましたが治らず、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療を開始すると、花粉症による体の痒みや鼻水がひどくなりましたが、治療1ヵ月後には、おでこの上に、産毛が多数生えてきました(写真)。皮膚科の医者の考えが正しければ、花粉症の症状が強ければ、脱毛するはずです。しかし、実は、逆なのです。目の痒みには、目を洗うだけのウェルウオッシュアイ(商品名)を、鼻炎がひどければ、唯一、脱毛を起こさない抗アレルギー剤である、オノン
(プランルカスト)を使って下さい。ステロイドは、症状をごまかすだけの、ちょい使いならOKです。ステロイドは治療薬ではなく、このような使い方しかできません。