2020-11-11
40代の男性患者様は、当クリニックに来院される4ヵ月前に、仕事上のストレスで、疲れ目に効くと信じていた目薬を多用して、円形脱毛症を発症しました。この目薬は、脱毛成分クロルフェニラミン入りの、サンテメディカル12という名前でした(参天製薬には報告済み)。皮膚科に3ヵ月間通院すると、脱毛する抗ヒスタミン剤であるアレグラを処方されて、3か所であった脱毛斑が増えて、融合し、大きな脱毛斑となり、たまらなくなって、当クリニックを受診されました。
カプサイシンやイソフラボンなどを含サプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、すぐに産毛が生えて、改善してきました。途中で、介護のストレスで、軽い再発がありましたが、サプリメントとセファランチンの飲み忘れもなく、治療を続けられ、治療2年1ヵ月後には、治癒しました(写真)。通常は、完治の後は、治療は中止するのですが、もう、大きな脱毛斑が生じる円形脱毛症は嫌だと考えられて、再発予防の治療は続けられたいとのことでした。円形脱毛症が完治しても、このように考えられ、再発予防の治療を続けられている患者さんもいます。これは、それぞれの患者さんの考え方によります。ドラッグストアや医療機関には、脱毛する薬が大量にあります。患者さんからのご質問も多いのですが、風邪症状の場合、基本は、アセトアミノフェンのみを解熱剤として使用し、場合によっては、抗生物質や抗ウイルス剤は、服用できます。その他の鼻水を止める薬(脱毛します!)や痰を切れやすくする薬なども含めて、ほとんどが不要な薬です。わからない場合は、お問い合わせ頂くか、安全な薬以外は、思い切って捨てましょう。せっかく生えた毛を、たった1錠、1枚の不要な薬や湿布で失わないようにしましょう。