2020-11-09
関東地方在住の30代の女性患者様は、当クリニックを受診する、4年10ヵ月前に円形脱毛症を発症しました。原因は、不明でした。東京都内の2軒の私立医大の皮膚科をはしごし、1軒目では、脱毛薬タリオンを投与され悪化、2軒目では効果が十分でない漢方治療を行われて、さらに悪化しました。困り果てて、当クリニックを受診されましたが、全頭脱毛にまで、悪化していました。カプサイシンとイソフラボンを含むサプリメントと大量のセファランチンにより、IGF-1を増やす治療を開始すると、徐々に頭皮の黒い毛穴の数が増えていきました。そして、治療6ヵ月後から、αGPCを併用すると、その1ヵ月後には、黒い毛穴の数が、明らかに増えて、一部で、黒い産毛が生えてきました(写真、赤い円内)。他の患者さんの場合と同じく、αGPCの併用は、治療効果を、明らかに高めます。しかし、αGPC だけでは、おそらく、効果はないでしょう。基本は、カプサイシンとイソフラボンを含むサプリメントと大量のセファランチンです。IGF-1を増やす治療は、現在、重症円形脱毛症を改善する、唯一の治療法と思われます。言い換えれば、IGF-1を増やす治療を受けることは、一生に一度の、
重症円形脱毛症を改善するチャンスともいえるでしょう。