2017-03-03
写真は、10代女性の患者様の頭部です。長年、アトピー性皮膚炎の痒みを取るために、円形脱毛症を引き起こす可能性のあるタリオンを服用しており、さらに、部活が忙しくなり、それが引き金となり、円形脱毛症を発症しました。数軒の皮膚科での治療では治らず、名古屋Kクリニックへ来院されました。IGF-Iを増やす治療で、順調に回復し、ウイッグをとる直前までに至っていました(写真)。ところが、ご本人の勝手な判断で、もう治ったと思われ、サプリメントや治療薬剤の服用がおろそかになり、規定量の半分しか飲まなくなりました。そして、1~2ヵ月で、抜け毛が増え、両側頭部で、再発が認められました(写真)。さすがに、ご本人も反省しきりで、殊勝な面持ちでした。また、治療のやり直しです。このような場合、重篤な再発をきたす場合もあり、治療効果が認められても、自己判断での治療の中断は絶対にしないで
下さい。以前にもお伝えしましたが、円形脱毛症の治療は、火事を消すのと同じで、改善状態は、”鎮火”、そして治癒が、”消火”になります。消火まで、治療を続けることが必要です。