2016-07-15
これは、10代女性の全頭脱毛症の患者様のお母様の声です。患者様は、円形脱毛症発症後、近くの皮膚科で2ヵ月間治療されましたが、効果がないことをすぐに察知し、当クリニックを受診されました。当クリニックの育毛物質IGF-Iを増やす治療で、その5ヵ月後に、頭部の広い範囲に産毛が生えてきました(写真)。
最初に受診した皮膚科では、もともと脱毛を引き起こすタリオン(抗アレルギー剤)を投与されており、それが、円形脱毛症発症の引き金になったと考えられます。円形脱毛症発症後、その皮膚科では、従来通りのドライアイス、紫外線、ステロイド内服、および1日2錠という少量のセファランチンで治療されていましたが、全頭脱毛症まで進行してしまいました。
重症の円形脱毛症に対して、従来の皮膚科治療は無効な場合が多く、また円形脱毛症診療ガイドラインで推奨されている抗ヒスタミン剤投与で、円形脱毛症は、かえって悪化することが多く、注意が必要です。