2016-07-13
痒み、鼻づまり、そしてくしゃみなどを抑えるために使われる抗ヒスタミン剤(かゆみ止め)は、知覚神経の働きを抑えるため、育毛物質IGF-Iを減少させ、脱毛を引き起こします。 この抗ヒスタミン剤服用で、太るという副作用が、しばしば経験されるようです。なぜでしょう? 答えは、抗ヒスタミン剤の服用(日常的な外用でも)で、満腹感が得られにくくなるためです。 私たちの体は、食事をした後に、消化のために胆汁が分泌されます。胆汁の成分が、小腸の知覚神経を刺激すると、満腹感が出るようになっており、これは、摂食行動を止めることで、食べ過ぎを抑えるという意義があるのです。 抗ヒスタミン剤は、知覚神経の働きを抑えるので、満腹感が出にくくなり、食べ過ぎてしまい、結局、太ってしまいます。 肥満では(脂肪組織が多いと)、成長ホルモンが働きにくくなり、IGF-Iが低下します。結果として、育毛も阻害され、糖尿病や生活習慣病を引き起こします。 痒みや鼻づまりは、抗ヒスタミン剤の使用ではなく、それらの原因を治療して改善させましょう。