2015-04-17
脱毛の訴えと同時に、脂漏性皮膚炎の診断のもとに、皮膚科で長くステロイドを処方されても、改善しないと訴えられる患者様が時におられます。
ある20代男性の患者様は、脂漏性皮膚炎と男性型脱毛症を、皮膚科で長く治療されていましたが、一向に改善しないので、来院されました。当クリニックのカプサイシンなどのサプリメントと薬剤による6カ月の治療で、頭皮の発赤とかゆみ、さらに男性型脱毛症も改善しました(下の写真参照)。
ステロイドは、使用時のみ、症状は改善しますが、すぐに炎症は再燃し、根本的には、皮膚炎を改善しません。
一般に、脂漏性皮膚炎の治療に際して、皮脂の分泌が高まっているので、トウガラシなどの皮脂の分泌を高める食品の摂取は、控えるようにと指導されることが多いようです。しかし、脂漏性皮膚炎では、皮脂の分泌は、かえって減少していることが報告されており、この病気の原因は、皮脂の量的な異常ではなく、質的な異常ではないかと考えられています。
当クリニックの治療により、IGF-Iが増えると、皮脂の分泌も高まりますが、頭皮の炎症の改善と皮脂の分泌が正常化することにより、脱毛と皮膚炎が改善されると考えられます。もう一人の女性の患者様も、長年悩まされていた脂漏性皮膚炎が改善し、ステロイドの使用から解放されています。