2026-01-17
10代の女性患者さんは、食物アレルギーの治療で、IGF-1を減らす抗ヒスタミン剤を飲み、また、仮性近視の治療で、IGF-1を減らす目薬を長期に点眼して、円形脱毛症を再発しました。皮膚科とAGAクリニックのしょうもない治療で、もちろん治らず、困り果てて、当クリニックに来院されました。来院時は、蛇行性脱毛の状態で、重症でした。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、知覚神経を刺激し、IGF-1を増やす治療を開始すると、改善しましたが、同時に、治療前の土色の顔色が良くなり、血色の良い顔色になりました(写真、治療4ヵ月後)。しかし、睡眠不足で、治療10ヵ月後には、脱毛症が悪化しましたが、このときに、顔色も悪くなりました(写真)。そこで、さらに、知覚神経を刺激するカルニチンとNMNなどのサプリメントを加えると、治療1年3ヵ月後には、脱毛症は、再び改善し、顔色も、良くなりました(写真)。なぜ、脱毛症が悪化している状態では、顔色が悪く、改善すると、顔色がよくなるのでしょうか?知覚神経は、副交感神経のひとつなので、カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量による、知覚神経刺激は、IGF-1を増やしますが、同時に、副交感神経刺激になります。治療前の血色の悪さは、交感神経優位で、細動脈が収縮しているためで、土色の顔色は、IGF-1が低下しているために、メラニンの蓄積した皮膚の表皮細胞が、新しい細胞に置き換わらなかったために起こったものです。脱毛薬は、副交感神経の活性化を阻害するので、相対的な、交感神経刺激になります。このため、IGF-1が減少して、脱毛させますし、顔色を悪くします。睡眠不足も、交感神経刺激になるので、脱毛症を悪化させ、顔色を悪くします(図)。知覚神経刺激作用のあるサプリメントの追加で、副交感神経がさらに、刺激され、脱毛症の改善と良い顔色が戻ったのです。このように、交感神経刺激は、IGF-1を低下させ、自己免疫疾患の火種を持っているヒトで、円形脱毛症や関節リウマチなどを発症させます。名古屋Kクリニックの治療は、副交感神経刺激によって、脱毛症のみならず、全身の健康を維持する治療であることがわかります。