2025-12-05
50代の男性患者さんは、悪夢の薬モンテルカストや、脱毛するフェキソフェナジンやエピナスチンで円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療で治らず、困り果てて当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療を開始すると、明らかに改善が見られ、治療8ヵ月後には、脱毛斑も目立たなくなりました(写真)。睡眠を十分にとり、寝不足を防ぎ、高カカオチョコ(95%)を習慣として食べられるような生活習慣も実行されており、これも改善に寄与しています。睡眠は、特に重要で、帰宅して、うたた寝をしてしまい、ベッドに入るのが、真夜中になるなども、正常な睡眠リズムを乱します。重症円形脱毛症は、現代医学では、不治の自己免疫疾患です。いたずらに経過を見たり、皮膚科に行ったり、片手間に治すのではなくて、IGF-1を増やす治療を受けて、全力で治しましょう。