2025-12-02
10代の男子患者さんは、幼少時のストレスと、その後の、多数の脱毛する薬の使用で、多発型円形脱毛症になりました。勿論、皮膚科治療では、びくともせずに、逆に、蛇行性脱毛にまで悪化しました。困り果てて、当クリニックに来院され、IGF-1を増やす治療で、脱毛薬で傷んだ毛が抜ける、毛の生え変わりが起こりました。治療5ヵ月後までには、産毛も生えてきましたが、しかし、ここで、謎のサボリがでました。多分、夏休みを挟んで、生活のペースを乱したことが原因でしょう。そして、治療中断から5ヵ月後(治療開始から10ヵ月後)の診察では、何故か、著明な改善が見られました(写真)。もともと治りやすかった症例と思われますが、自宅での鍼治療を加えたことも、サボリによる悪化をくい止めたのでしょう。ま、良くなって良かったのですが、まだ、後頭部では、毛が生えていない部分も多く、サボっていなかったら、今頃治癒状態だったかもしれません。お子様の重症円形脱毛症、IGF-1を増やす治療で、完治させましょう!サボらずに!!!皮膚科にかかったり、放置すると、将来、必ず、お子様本人もご両親も、深い後悔に苛まれます。