2025-11-15
関西地方在住の40代の女性患者さんは、蛇行性脱毛の治療に、大阪の某国立大学医学部附属病院の皮膚科に入院し、ステロイドの注射をするようになりました。いざ、入院して、病棟に行くと、重症の脱毛症の患者さんが多いことに、愕然とされたそうです(図)。この光景から、皮膚科治療では、円形脱毛症は治らないと実感されて、皮膚科治療を拒まれました。さすがの直感力です、皮膚科医の治療に関する、まことしやかなウソの説明よりも、直感で感じられたことが真実です。そして、困りはてて、当クリニックに来院されました。IGF-1を増やす治療の説明と、脱毛する薬が、皮膚科治療に使われることもお話すると、”もっと早く来れば良かった”と言われました。20年も続いている蛇行性脱毛ですが、産毛も生えているので、改善も早いでしょう。