2025-11-14
60代の男性患者さんは、脳梗塞を発症し、その後の、再発予防にアスピリン(血を固まりにくくする薬)とその副作用である胃粘膜傷害を予防するボノプラザンという胃薬の配合剤であるキャブピリンを飲まされました。そして、脱毛しました。男性型脱毛症が、みるみる悪化しました。困り果てて、当クリニックを受診され、すぐにキャブピリンを中止し、IGF-1を増やす治療を開始しました。その2ヵ月後、男性型脱毛症は、明らかに改善しました(写真、赤い円内)。アスピリンもボノプラザンも、IGF-1を減らして、脱毛させます。そして、長期に飲むとがんになります。気を付けましょう、脱毛する薬は、命を削ることを忘れないようにしましょう。気にしながら、アムロジピンなどの命を削る降圧剤を、毎日、飲んでいるほど不安なことはありません。毛が抜けるだけではすみません、早く、止めましょう!