2025-10-21
30代の男性患者さんは、自己免疫疾患の素因があり、睡眠不足が長く続いて、円形脱毛症を発症しました。近くの国立の大学病院皮膚科を受診しましたが(写真)、懸命の治療にもかかわらず、効果は0でした。困り果てて、当クリニックに来院され、IGF-1を増やす治療を開始すると、徐々に改善し、治療2年2か月後には、髪の毛が分けられるようになりました(写真)。自己免疫疾患は、現代の最高の医療レベルをもってしても、不治です。IGF-1を増やせば、制御性T細胞が活性化され、自己免疫疾患が改善します。円形脱毛症に限らず、関節リウマチやパーキンソン病などの自己免疫疾患で悩まれている患者さんは、是非、この副作用のない治療を受けられて見て下さい。世界中の患者さんから、治療も申し込みがあります。中には、治療申し込みをしても、実際に、治療にまで踏み切れない患者さんもいます。一生の悔やみになるかもしれません。