2025-09-16
50代の男性型脱毛症の患者さんは、家庭のストレスと仕事の多忙さから、不眠となりました。ストレス前は、当クリニックの治療が効果を示して、IGF-1が増えて、薄毛も改善し、治療前は、就寝後に5回も排尿していたのですが、1,2回に減少していました。そして、ストレスが加わると、また、排尿回数が5回に増えて、せっかく生えた、おでこの上の産毛が抜けました(写真、青い円内)。ストレスも不眠も、交感神経の緊張状態を引き起こし、IGF-1を減らし脱毛させます。ストレスは、簡単に取り除けないので、さらにIGF-1を増やす、言い換えれば、副交感神経である知覚神経を刺激するニコチンアミドモノヌクレオタイド(NMN)とカカオポリフェノールが配合されているKCリペア(修復の意味)を併用することになりました。まず、眠りを深くして、それから、少し落ち着いてストレスに対処しましょう。ストレス、不眠の悪循環を修復する意味では、KCリペアは、最適でしょう。こんな時に、心療内科に行って、睡眠導入剤や抗うつ剤を処方されると、頭はボーっとして、意識が薄れますが、真の睡眠は増えず、その副交感神経機能阻害で、さらにIGF-1が減って、薄毛は悪化します。心療内科の入り口に、薬を貰うために、行列を作っている患者さんを見るたびに、かわいそうになります。IGF-1を減らす対症療法は受けないようにしましょう。