2025-09-09
10代の女性患者さんは、家庭のストレスで円形脱毛症を発症しました。皮膚科で、テキトーな治療を受けていると、皮膚科医が、”もう産毛が生えているよ!”と言ったそうです。患者さんのお母様は、それが毛の残骸である切れ毛とわかっていました。内心、アホかと思ったでしょう。そして、脱毛するオロパタジン細粒を出され、蛇行性脱毛にまで悪化しました。当クリニックに来院され、IGF-1を増やす治療を2年6ヵ月受けられて、この時に、ウイッグが取れるほど改善しました(写真)。まだ、治癒状態には至っていませんが、もう少しです。しかし、この患者さんの蛇行性脱毛の原因は、オロパタジンと皮膚科医であることに間違いありません(図)。