2025-08-12
50代の男性型脱毛症(AGA)の患者さんは、15年前に、別の病院で、当クリニックの院長の治療を受けて改善していました。治療中断後、市販のザガーロという薬を飲んでいましたが、薄毛が悪化して、再度、治療を受けたいと来院されました。話を聞くと、その間、花粉症で、モンテルカストやデザレックスなどの脱毛する薬を飲んでいたそうです。それは、悪くならないほうがおかしい!IGF-1を増やす治療で、薄毛は改善し、髪も黒くなってきました(写真)。ところが、最近、半年前にあった人から、髪の毛が白くなったと言われて、ショックを受けたそうです。写真を見ていただいて、ンなこたぁないと納得してもらいました。治療前は、就寝後に5回もおしっこで、起きていたそうで、夜間頻尿でした。器質的な疾患はなさそうなので、IGF-1を増やす治療で経過を見ていたところ、3ヵ月くらいで、ひと晩に、おしっこで起きない夜もあるようになりました(図)。これは、生理学的に、夜はおしっこはできにくくになっているので、眠りが浅く、軽い尿意で眼が覚めていたためと考えられるます。IGF-1を増やす治療で、睡眠が深くなったので、尿意を感じにくくなり、夜間頻尿が改善したと思われます。もし、当クリニックに来られなくて、その辺りのAGAクリニックに行き、頻尿治療で、ポラキスなどの薬を出されていたら、ますます、薄毛は悪化したでしょう(院長の著書、”その薬、命を削ります”参照)。IGF-1は、育毛以外にも、抗加齢効果の作用も持っているので、当クリニックの治療で、薄毛のみならず、体の老化や不調も改善します。