2025-07-07
50代の男性型脱毛症の患者さんは、長年IGF-1を増やす治療を受けられ、確実に改善していました。男性型脱毛症は、慢性疾患で、放置すると前頭部の毛が、すべて抜けてしまいますが、IGF-1を増やす治療を治療を継続することで、悪化を防ぎ、改善していきます。円形脱毛症は、IGF-1を増やす治癒で、完治しますが、病気の性格上の違いから、AGAには、完治はなく、治療を続けることが必要になります。この患者さんは、カカオ95%のチョコレートを、1日20gは無理だったので、10g食べ始めて4ヵ月で、毛が太くなってきました(写真、赤い円内)。ところが、1ヵ月間食べることが出来なくなって、毛が、また、チョコ摂取前のように細くなりました(写真、青い円内)。これまで、高カカオチョコの摂取開始で脱毛症が改善している患者さんは多かったのですが、摂取中止で、悪化したことは、これまでのチョコ効果の裏どりとなりました。できれば、95%を1日20g食べてもらうようにお伝えしました。髪の毛を増やすために、頑張りましょう!AGAクリニックの、副作用の多いミノキシジルよりは、明らかに安全で効果的です。ただし、AGAの治療の基本は、アボルブで、育毛のブレーキとなるDHTを減らすことです。ブレーキを解除しないと、カプサイシン、イソフラボンなどのサプリメントやカカオポリフェノールで増えてくる、育毛のアクセルであるIGF-1の効果は高くなりません。