2025-06-14
60代の男性患者さんは、仕事の多忙さで円形脱毛症を発症。その後、新型コロナワクチン接種で悪化、肩こりに使用したバンテリン液で、さらに悪化、そして、睡眠導入剤であるブロチゾラム服用でも悪化しました。皮膚科治療が無効で、当クリニックに来院されました。20年前から、円形脱毛症に悩まされていたそうですが、その間、前述の脱毛する薬やワクチンで、円形脱毛症は悪化の一途でした。IGF-1を増やす治療で、改善しましたが、男性型脱毛症(AGA)の合併した部分で改善が遅く、AGAの治療薬であるアボルブの併用で、治療1年4ヵ月後には、ほぼ生え揃い、治癒に近い状態となりました(写真)。同時に、長年悩まされていた片頭痛と不眠症も改善しました。円形脱毛症は、皮膚科治療では絶対に治りません。皮膚科医が勧めるオルミエントなどの薬でも、絶対に治癒しません。騙されないようにして、IGF-1を増やす治療を受けて見て下さい。長い年月悩まされた、あの円形脱毛症から解放されることができます。