2025-05-26
50代の女性患者さんは、20代から円形脱毛症を繰り返していました。その間、脱毛する抗ヒスタミン剤などを使用していました。自己免疫疾患の家系で、皮膚科治療が無効、そして脱毛する薬の使用などで、30年間も円形脱毛症に苦しめられていました。当クリニックを受診して、4ヵ月後には、前頭部に複数あった脱毛斑が(写真、青い円内)、どこにあったかわからなくなったとのご連絡を頂きました。脱毛薬について、非常に神経質になっておられます。今後は、新たに薬を飲むときには、必ず問い合わせていただき、30年も苦しんだ円形脱毛症の再発を防いで頂きたいものです。