2024-12-20
円形脱毛症診療ガイドライン2024では、またも、脱毛薬の使用が勧められています!
ヒスタミンによる知覚神経刺激を介したIGF-1の増加を抑制して、脱毛や円形脱毛症の悪化を引き起こす抗ヒスタミン剤の使用が、またまた、日本皮膚科学会が発表する円形脱毛症診療ガイドライン2024で、勧められました(図)。そして、使用が勧められている抗ヒスタミン剤の一つであるエバスチンの添付文書の副作用の項には、脱毛が明示されています(図)。まだまだ、皮膚科での円形脱毛症治療は止めておいた方が良いです。