2024-10-07
50代の男性患者さんは、新型コロナワクチン接種で、円形脱毛症が悪化し、皮膚科を受診しても治らず、遠路、当クリニックに来院されました。脱毛するベンゾジアゼピン系睡眠導入剤も服用していました。IGF-1を増やす治療を開始すると、速やかに改善し、治療8ヵ月後には、ほぼ治癒状態になりました(写真)。当クリニックを受診されて、明らかな改善と共に、脱毛する薬を知ることができたので、完治後は、ほぼ再発はないでしょう。このように速やかに改善する患者さんがいる反面、皮膚科で、効きもしないステロイドをだらだらと飲まされて、半分、あきらめて、ゆううつな気持ちになっている患者さんも、非常に多いでしょう。IGF-1を増やす治療をお勧めします。