2023-06-19
東京都在住の50代の女性患者さんは、祖母の方に円形脱毛症の既往がありました。当クリニックに来院する7年前に、職場のストレスで円形脱毛症を発症しましたが、同時に頭皮の痒みがあり、皮膚科で、脱毛する抗ヒスタミン剤(エバスチンとクレマスチン)を処方され、一気に円形脱毛症が悪化しました。別の皮膚科を受診すると、別の脱毛する抗ヒスタミン剤であるエピナスチンケミファを処方され、ますます円形脱毛症は悪化しました。これはたまらないと、当クリニックを受診されました。カプサイシンとイソフラボンのサプリメント、さらに大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、一番大きかった脱毛斑は、治療10ヵ月後には、明らかに改善し(写真)、このように言われました。脱毛する薬のことを知らずに、今も飲み続け、日々悪化する円形脱毛症の患者さん、そして、IGF-1を増やす治療で円形脱毛症が治ることを知らずに、その辺りの皮膚科に通い続け、悪化の日々に絶望している患者さんは、まだまだ、多いはずです。