2023-06-16
九州地方在住の50代女性患者さんは、祖母の方に関節リウマチがあり、ご自身は、自己免疫性の下垂体機能低下症を発症されました。そして、その治療に用いられたステロイド剤による胃潰瘍予防で処方された胃薬、パリエットで円形脱毛症を発症しました。勿論、皮膚科では治らず、当クリニックを受診されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1を増やす治療を開始して、5ヵ月後には、治療前と比べて、明らかに改善しました(写真)。皮膚科で良く出される、脱毛する痒み止め以外にも、身近には多くの脱毛する薬があります。特に、円形脱毛症があったり、その既往があると、これらの薬で、円形脱毛症の悪化や発症は必発です。多くの医者は、IGF-1理論を知らないので、そのような脱毛薬のことを知りません。パリエットのような、胃酸を強力に抑える胃薬は、少なくとも消化器のことを勉強していなければ使用してはいけません。最近は、耳鼻科医が、この強い胃薬を使いだしたので、薬害は広がる一方です。脱毛する薬かどうか不明な時は、当クリニックにお問い合わせ下さい。